こんにちは。酒屋あさひやまの店長です。
今日は、私の味見帳(テイスティングメモ)の中から、今の季節にぜひ手にとっていただきたい特別な一本を紹介します。
そのお酒は、鹿児島県いちき串木野市の白石酒造さんが醸す
「はるのてんぐ桜」です。

蔵のこだわり
「天狗櫻(てんぐざくら)」は、一言でいえば「自然派」な芋焼酎。
蔵人さん自らが、原料となるさつまいも作りから行っています。農法にもこだわりがありまして、農薬や化学肥料は一切使用してないのです。
さらに、発酵は蔵に住み着く自然の酵母や有用菌たちが働いてお酒になっていく。それを人間がサポートする形で進んでいきます。畑に住む生物(虫など)や、土、そして蔵の個性が一滴に凝縮されたこのお酒は、ひと口飲むとしっとりと体に馴染む感覚があります。



はるのてんぐ桜の味わいは?
まるでマスカットのような爽やかさと、蒸したてのさつまいものフレッシュな甘みが楽しめる。軽やかな芋焼酎です。
テイスティングメモ
- 色: わずかに濁りのある液体。表面には旨味成分である油分がキラリと浮いています。
- 香り: スッと爽快。瑞々しい葉っぱのようなグリーン感。あるいはソーヴィニヨン・ブランやマスカットの皮を思わせるフルーティーな香りが鼻を抜けます。
- 味わい: 口に含むと、蒸したてのお芋の「ほっくり」とした優しい甘さが広がります。焼き芋のような蜜の甘さではなく、あくまでフレッシュで軽やか。アルコールの刺激をほとんど感じさせない、驚くほどの優しさです。
店長流!美味しい「飲み方」
「天狗櫻」らしさを存分に楽しむコツは熱すぎず、冷たすぎない温度で楽しむこと。これを守るともっと美味しくいただけます。 店長の特におすすめの楽しみ方を2つご紹介しますね。
① 「お湯割り」

お湯割りにすると、まるで上質な「釜炒り茶」を飲んでいるような感覚に。 アルコール度数25%であることを忘れてしまうほどの軽やかさで。体がふわっとリラックスしていきます。

器でも味わいが変わります。天狗櫻と相性がいいのは素焼きの陶器。私は陶芸作家:渡辺隆之さんの「くぼみ」を愛用しています。お酒がやわらかく変化するんです。これで飲んでいると最高に癒されます。
② 「ゆるソーダ」
氷を入れないソーダ割りのことを「ゆるソーダ」と呼んでいます。冷たすぎると無農薬・無肥料栽培芋の淡い味わいが閉じてしまう。そんな印象があるのでちょっと勿体無い気がするのです。氷入らず!冷やした炭酸水で割るだけなのでお手軽です。温度が常温になっていくにつれ香味もしっとりと楽しめます。
③「金柑のコンポート割り」

当店人気の「金柑のコンポート」。同じ鹿児島産のものです。コンポートの果肉を1〜2粒落として、少し潰してみてください。香りがふわっと立ち上がり、まるで「和のカクテル」のような贅沢な一杯に変わります。ソーダ割り、お湯割りのどちらでも美味しくいただけます。
まとめ
今回ご紹介した「はるのてんぐ桜」は、ひと口飲むと、まるで春の柔らかな空気に包まれるような軽やかな芋焼酎です。春から夏に向けて、日々の疲れをリセットしたい夜や、自分を少し甘やかしてあげたい時間に、手に取ってみてくださいね。
「天狗櫻」は現在、店頭にて販売中です。(2026/05/12現在)
今の気分に合う一本を見つけに来ませんか?
お酒には一本一本に物語があり、楽しみ方も千差万別です。
「このお酒にはどんな料理が合う?」「今の気分にぴったりの一本は?」など、迷った時はいつでも相談に乗らせてください。皆様の「美味しい時間」を一緒に見つけることが、私の何よりの喜びです。
- 店頭で直接お話ししましょう: おすすめのアイテムをじっくりご案内いたします。
- お問い合わせもお気軽に: 遠方の方や在庫状況を確認したい方は、お電話や公式LINE、SNSのDMからお気軽にご連絡ください。

皆様のご来店を心よりお待ちしております!


